国際野点協会(INA)

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2010年 11月 29日

20101120「開く茶会」に寄せて

野点人 各位

11月20日の「開く茶会」…本当に、好日を絵に書いたような幸せな一日でした。生きていてヨカッタ!と強く思う日でした。

人が集まるということに、一体どれだけの作用があるのかと、計りしれない可能性の大きさに、野点協会のロゴマークをしきりと頭に浮かべる日でした。

今回の手の込んだプロデュースと、ちゃんと二人三脚して取り組んでいただいた、木村晋平様、小峰美由紀様に、改めて「人生の素晴らしい時間をありがとう」と深謝申し上げます。

予定時刻より随分、早くから準備をしてくださったお二人には、感謝状を出したい気分♪♪御持ち出しも多かったはずです。

また、御集りいただいた皆さんの勘の良さ、優しさ、茶人ぶりに多いに感激しました。ルビー色の地球の「血」に恵を感じ、緑の一碗に巡る自然の再生能力を分けてもらい、皆様の料理に心潤い、茶室とお鍋に温められました。

「場」を作るきっかけを作っただけなのに、様々な才能が開花する花畑の傍らにいさせていただいております。
国際野点協会が、益々発展し、多くの才能と優しさが地球のそこここに集まっては、協力な磁場を結成し、自然にほぐれて散っていく…そんな流れを作りたいと思います。参加する皆様にとって、自分を活かしきる場でありますように。

多くの人がこの協会の発展と、野点が世界を変えることを祈っています。
「野点する」という意味が、単なる一つの「動詞」としてとらえられるようになるまで、人間の生活習慣の「あたりまえ」になるまで、どうかみなさん、ずっと一緒にいてください。

                  国際野点協会代表 松浦ひかり
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by nodate | 2010-11-29 00:27 | ご挨拶
2010年 11月 22日

「開く」野点茶会レポート

今回の野点会場は、ビルの林立する赤坂 紀尾井町 清水谷公園。
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江戸時代には紀伊家、井伊家の屋敷境にあり 、この境が谷であったことと、紀伊家屋敷内に霊水(清水)が湧き出ていたことから、 清水谷と呼ばれていたとの事です。湧き出る清水を汲んで野点が楽しまれていたのではないかと思うと、時代を超えたロマンを感じてしまいます。

心配された天気でしたが、風もなくおだやかな晩秋の午後。
ビルの間から差し込む太陽の陽をあびて、赤く色づいた葉を一層輝かせています。

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なんて、景色にうっとりとしているのもつかの間、
お客様をお迎えする為の会場設営にとりかかりました。
なんとこの時期に、蚊の大群。急遽、蚊取り線香を調達するなど、臨機応変の現場対応。



先日の竹内先生の講義「野点空間の方向性」をうけて、
配置を考えます。
今回は通りの喧騒を気にすることのないよう、お客様の席配置を考慮しました。

事前準備の前菜は、スタッフ3人で銀座のデパ地下をはしごして、吟味したメニュー。
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イタリアン、中華、フレンチ どのお店もおいしそうで、目移りしてしまいますが、予算と内容の交渉は木村さんがしっかりと進めてくれました。




今回 私たちのおめがねにかなった「CINAGRO」は化学肥料、農薬を使用しない自然な状態に保った
土地から収穫される野菜を使ったオーガニック料理の専門店です。
自然のままに・・というところが野点に通じる感じ。

今回は国際野点協会オリジナルメニュー。
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事前に口頭で要望を伝えていましたが、彩りや一品ごとの量など当日までのお楽しみだったので、
少し不安がありましたが、出てきたものは想像以上にきれいにまとまっており
彩りも素晴らしく皆に喜んでもらえる内容とひそかに思いました。。。

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さて、いよいよ定刻の14時。
亭主木村さんのご挨拶で野点が始まりました。
茶事風との事で、いつもより少し改まった空気の中、前菜、ワインと進みました。

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今日のワインはボージョレ・ヌーヴォー解禁という事で、ヌーヴォーを二品用意しました。事前にワインの話をとのリクエストがあり、あれやこれやと考えておりましたが、タイムリーにも「トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー」で金賞受賞というニュースが飛び込んできたので、そのお話をしました。

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今回はお客様にも一品ずつの持ち寄りをお願いしていました。カプレーゼやソーセージ、生ハム、ポテトとサーモンのガレットなどワインに合う料理が次々と登場しました。その度に料理の話が盛り上がり、なごやかな雰囲気の中、茶事が進んでいきました。



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気がつけば、1時間はあっという間に過ぎて、鶴屋八幡さんの猪子餅。
ちょうど、野点メインメンバーの岩見さんが、到着してお菓子をいただきました。



そこで、中立ち。一旦席をたち、皆で記念撮影をしました。

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本日のプロデューサー3人も揃って、記念撮影。







席が整い、いよいよお茶をいただきます。
今日の茶道具は木村さんの選定されたもの。

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ひかり先生のしなやかな手さばきで立てていただいたお抹茶は、
なめらかな泡立ちで少し冷えてきた体に染み入る感じです。
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普段は水屋担当と言って、表に出たがらない木村さんも
お点前を見せていただきました。

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そこへ、着物姿のしのさんが登場。
ひかりさんとは青年部の広報委員で活躍中との事で、野点には初参加。
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そうこうしているうちに野点メインメンバーの中沢氏もお茶会の席から
直行して、袴姿で登場。

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野点会場は着物姿の二人を向かえて一気に華やぎます。

皆さんがお茶をいただいたところで、いよいよ野点もクライマックス。
気がつけば夕闇の中、周りのビルの電気の灯がちらほらとつく時間となりました。


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皆で会場を撤収し、次はお楽しみの懇親会会場へ。

洗心会のお稽古場である皆香園のお茶室へ移ります。
普段お世話になっている管理人の目黒さんも招待して、
お茶室は宴会場へ。

前日、夜中の買出しを済ませ、朝5時に起きて鍋のだしをとってきたという
木村さんのお鍋。
竹屋さんに特注した肉団子をつくる道具など、こだわりのお道具(?)が
登場。

木村さんのこだわりお鍋、吉森さんの手作りガレット、中沢さんのアウトドア料理と
野点協会の男性陣の料理の腕前は、レベルが高いと話題になりました。

都会の真ん中にこんなに落ち着いた場所があるなんてと、皆くつろいだ雰囲気となり、
結局3時間程、楽しい宴は続きました。

チームワークのよさで後片付けを済ませ、いよいよ次の野点の会への
引継ぎ式に入ります。今回の亭主役の木村さんが指名したのは、
谷田さん。

きっと次回も楽しい野点茶会になる事でしょう。

つたない報告をお読み頂きありがとうございました。
それでは。
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by nodate | 2010-11-22 03:24 | イベント報告